2017年06月
木のぬくもりを感じる駅徒歩5分の好立地にある新築戸建
東急東横線「祐天寺」駅から徒歩5分の好立地、目黒区五本木のこちらの新築戸建は、敷地が40.8㎡(約12.3坪)と狭小であるため、設計段階で特に神経を使ったのが、
- いかに限られた面積の中で最大限の居住空間を確保できるか?
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各部屋やリビングに採光を取り入ることができるか?
この二点です。
設計士とも何度も検討を重ねた結果、車庫は取ることができませんでしたが、リビング約13帖、各居室も3部屋造ることができました。
リビングにおいては、家族が常に集まる場所になることから、ダイニングスペース、リビングスペース、キッチンスペースをしっかり確保するために13帖という広さは絶対に必要でした。
そのため、水回り(風呂、洗面所)を1階に配置しました。
各部屋にも収納スペースを造り、3階の部屋においては、天井高約3mの吹き抜けにして開放感を演出しました。
すべてのお部屋において白を基調とした壁紙と、木のぬくもりを感じられるような薄茶系の建具で全体を統一し、脱衣所とトイレには空気を循環するためのエコカラットを一面に設えました。
下駄箱は玄関入り口右側に天井まで作成しましたので、家族全員の靴も余裕で収納できるのではないでしょうか?
ユニットバスは追い焚き付きのフルオートバスで、自然光も取り入れるために縦長の窓も取り付けました。また、浴室内の鏡は横一面に取り付けておりますので、とても便利だと思います。
キッチンは、浄水器一体型の蛇口となっているので、気軽に浄水を使うことができます。食洗機も標準仕様で設置しておりますので、お忙しい皆様のお役に立てるのではないでしょうか?
バルコニーは3階の1面の幅と同じ広さを確保しておりますので、天気の良い日はかなりの量の洗濯物を干すことができます。
駅名にもなっている「祐天寺(ゆうてんじ)」。
この一帯はその名前が示す通り「祐天寺」の門前町として古くから栄えてきた街です。
東急東横線の「祐天寺駅」が1927年(昭和2年)に開業してから街の中心は駅方面に変わっていき、駅を中心に5つの商店街が形成されて多くの買い物客が訪れる賑やかな雰囲気で、古くから続く生活雑貨店や和菓子店と新しい業態のカフェなどが混在する魅力的な特徴を持っています。
駅周辺は賑やかな雰囲気ですが、駅から少し離れると一戸建てが中心の低層の住宅街が広がる閑静な街並みが続き、東京の山の手と言われる地域で上品で安全な街としても広く知れ渡っています。
リノベーション工事中の状態