2020年06月
得意の狭小地にしっかりした3階建ての新築戸建て
41㎡(12.4坪)の得意の狭小地での新築戸建て。
JR南武線平間駅徒歩7分の住宅地に3LDK・車庫付きの住宅をつくっていきます。
土地は小さくても、そこは西道路に間口6.5m面していて、北側には道路があり角地のような整形地です。
土地の用途として第1種住居地域の建蔽率60%、容積率は200%(前面道路が4mのため、容積率は制限がかかり160%)となります。
そんな土地に3階建ての建物が建築出来たことが今回の最大のポイントになります。
最初はビルトイン車庫付きのプランでしたが、そうなると1階に部屋を作れなくなり2LDKになってしまいます。
そこで、車庫の位置を工夫し、縦列タイプにすることで軽自動車以上の車も駐車出来、1階部分には小さいながらも居室を設け、3LDKにしました。
3階は6畳弱の居室を2部屋確保できましたので、4人家族でも生活することが可能だと思います。
各居室にはクローゼットを完備しています。
1階には、トイレ・浴室・洗面スペースなどの水回りを配置して、2階はすべてをリビングダイニングキッチンにしたことで、機能性高く、限られた空間を快適に使えるようになりました。
外壁のサイディングは、新発売の商品を採用しており、またアクセントをつけているため重厚感を醸し出しています。また間口が広いため完成した建物はとても12.4坪の土地に建っているとは思えません。
北部を東海道新幹線が、南端を東京都道・神奈川県道111号大田神奈川線(ガス橋通り)が通過しているこちらの苅宿という地域は、北端で木月住吉町と、北東端で二ヶ領用水を挟んで市ノ坪と、東端で幸区鹿島田と、南端でガス橋通りを挟んで大倉町や幸区新川崎と、南西端で西加瀬や幸区北加瀬と接しています。
都心への利便性もあって、1956年(昭和31年)以降に住宅建設が加速していき、並行して小学校や病院などの新設も増えていったという時代の流れがある地域です。
建築中の様子