麻布十番駅2番出口から麻布通りを行くと有名な麻布十番商店街があります。
そこには、ピーコックや成城石井、スーパーナニワヤ、ドラッグストアもあり買い物は至って便利な場所です。
二之橋(にのはし)の交差点をまがり、日向坂(ひゅうがざか)の中腹にあるこのマンションの隣接には「オーストラリア大使館」「綱町三井倶楽部」「イタリア大使館」がある緑豊かな環境です。
この地域の三田2丁目は江戸時代から武家屋敷が並び歴史あるお屋敷街として有名です。
南欧風の外観デザインと管理体制の良さで人気が高いこちらのマンションの8階を今回リノベーションさせていただきました。
都会の中心に位置する閑静な住まい
都会の真ん中にありながら、緑豊かな閑静な住宅街に立地するこちらのマンションは麻布十番という高級住宅地が多い麻布にあって、下町の風情をたたえる地域にあります。
近くには大規模なビルや商業施設がなく、商店街と住宅地が混在する地域で都会の中心でありながら、閑静な住宅街にあり、麻布十番商店街が近く買い物は便利という贅沢な環境のマンションに住む方をとことんイメージしてリノベーションに取り組んでいきました。
間接照明を使った玄関
自宅の扉を開けた時に帰宅した住人の気持ちが和んでいくように色調に気を配り、間接照明を設けた玄関に仕上げました。


ダイニングルームから玄関
こちらのマンションの立地が港区三田ということもあり、部屋の内装はお洒落を極めています。
要所要所にある間接照明には調光機能も備わっていてグレードの高い住まいに仕上がりました。
玄関からダイニングキッチンへ続く通路の足元にはヒットライトも用意されています。


キッチンにもとことんこだわり
全部が全部そうではないと思いますが、このマンションに住まわれる方が食されるものを想像した時、キッチンはこれくらいのグレードが無くては絵にならないな…という気持ちでキッチンのリノベーションに取り組みました。


収納スペースこそ機能的にデザイン性高く
“いかにもここは収納スペースですよ!”と主張する押入れのような収納スペースではなく、開けてみて初めてここが収納スペースだったと気づくような収納スペースの設計にこだわりました。


スライド式の扉で空間を広く
ダイニングキッチンと洋室を繋ぐ扉をスライド式にすることで、来客時には広く空間を使えるように整えました。
もし、わたしがこのお部屋にお客様を招きパーティーをするとすれば、ここにテーブルを置いてここには椅子を並べて…と想像を膨らませながら、空間をデザインしていきました。


無垢フローリングを使用
スライスや鋸挽きした板材を重ね合わせた複層フローリングではなく、単一の木材からつくられた無垢フローリングの花梨を使ったこだわりの床はこのお部屋に住まわれる方の精神的なグレードを向上させてくれる一品です。


小さなバスタブをゆったりさせて
バランス釜という設備を使っていた古いタイプの小さなバスタブが備わっただけのバスルームを足を伸ばせるゆったりとしたバスタブに変え、最新の設備を整えました。
壁の一面を木目調のデザインにして、部屋の空間との統一感を演出しました。


独立したトイレの空間
リノベーション前の状態は、トイレも洗面スペースもお風呂もひとつの空間に存在していました。
それを今回のリノベーションでは、トイレと洗面スペース、そしてバスルームを分けそれぞれ独立した空間に仕上げ、こちらも壁の一面を木目調にしてお部屋の空間との統一感を演出しました。


バルコニーから見える東京タワー
隣が大使館という立地からも、バルコニーからは東京タワーが眺められます。
こうした立地ですとどうしても騒音が気になるところですが、お部屋は二重サッシのため防音対策もバッチリです。

廊下側から見える六本木ヒルズ
六本木ヒルズが見えるというまるで都心の一流ホテルのような立地と環境に惚れ惚れするお部屋です。
