2020年03月
南(傾斜)下がりという、北から南に向かって下がっている傾斜地に建てられた戸建2棟
東急田園都市線「鷺沼」駅徒歩7分、南傾斜の整った住環境に昭和39年に建てられた一軒の住居。
道路面より2m以上高く大谷石で積み上げられた上場に建てられていて、経年劣化で大谷石も脆くなっていました。
そんな環境に分譲した新築戸建2棟のテーマは、“初めての不動産取得をいかにしやすく出来るか!?”
このテーマで設計士に建築プランを依頼しました。
2棟合わせた敷地の大きさは約94㎡(約28.4坪)で、ここ有馬周辺では1棟の平均の大きさ。
そのような大きさで一棟として建築してしまうと、土地建物合わせて8000万円は下らなくなってしまって、そうなると“ 誰でも取得しやすい不動産 ”とは言えません。
そこでここを2棟にできれば、建築費は2棟分で高くはなりますが、土地代が半分になるので、結果的に金額を抑えることができます。
ちょうど、この場所は第1種中高層住居専用地域に該当しており、建ぺい率60% 容積率200%(道路幅員によって制限はあります。)ありますので、計算上は成立するはず。
設計士から上がってきたプランを見て、ホッと胸をなでおろしました。どんなに価格を抑えても間取りが小さかったり、使い勝手が悪かったりすればそれでは単に安く抑えただけになってしまいます。だからこそ、価格を抑えても十分なスペースを確保した上で、更に使い勝手も良い設計に仕上げていかなくてはなりません。
そういった意味では、手元に届いたプランは、洋間5帖が二部屋と、6帖の洋室、LDKは14帖を確保。
土地を掘り下げて道路の高さと同じくして、鉄筋コンクリート製のビルトイン駐車場も設置するといった満足のいくものでした。
この設計なら、“入居者の方に喜んでもらえる!”そんな気持ちの高鳴りを感じつつ、早速建築に取り掛かりました。
リビングは14帖、対面キッチンを採用して、スペースも確保。大きめの冷蔵庫や食器棚、ソファーなども余裕で置けます。
3階には洋室が2部屋とトイレがあるため、夜間でも、1階のトイレまで降りることなく用を足せます。
2階のバルコニーは駐車場から見ると3階相当の高さのため眺望が抜けて開放感があり、洗濯物の乾きも早くなります。
玄関横には洗面所、トイレ、フルオートバスの浴室があり、大容量の洗濯機も置けるスペースも確保、水回りには全て小窓を取り付けてあり換気もスムーズです。
また、駐車場スペースには照明をつけてあり、夜間の作業も安心して行えます。
神奈川県川崎市宮前区の南に位置し、国道246号線が域内を横断している住宅地として東京都内へ通勤する人達を田園都市線のでつないでいる神奈川県川崎市宮前区有馬、にこちらの新築一戸建があります。
駅前に大型のショッピングセンターがある田園都市線の鷺沼駅から徒歩7分のところに位置していて、、南(傾斜)下がりという、北から南に向かって下がっている傾斜地に建てられており、南側の宅地が自分の宅地よりも低い位置にあることから、南側を遮られることが少なく、日照に優れています。
周りの環境は静かな住宅街で長く住むには最適な環境です。
新規建設中の様子