2021年04月
整形地ではないことを忘れさせる落ち着いた雰囲気の住宅
“整形地でない土地に住みよい新築戸建を建てる!”
今回ご紹介する物件はそんなフレーズがぴったりの工夫を凝らした仕上がりになりました。
土地の大きさは、24.5坪、用途は第1種低層住居専用地域で建蔽率60%容積率は150%、もともとの住宅は築60年超えの古屋で、解体までは気づかなかったのが、間口の小ささと奥に広がった、まるでピストルのような形の土地だということ。
そんな土地に、使い勝手の良い3LDKをプランニング。
まず最初に考えたのが、LDKの場所。
1階に置くか、2階に持っていくか・・・
ご家族の団らんの場所となるリビングは長時間滞在することを考え、日当たりの良い2階部分に決まりました。
2階部分すべてをLDKにすることで、吹き抜けの天井から太陽の光が差し込み、暖かな雰囲気に。
サニタリーボックスを置いたキッチンは対面で料理する場所、食べる場所、くつろぐ場所をそれぞれきちんと確保しました。料理を作りながら家族の課をが見れるのも、対面キッチンの良さではないでしょうか
この土地がある場所は、住宅環境がもっとも良い用途地域であったことから、土地の形から考えても2階以上は建ちにくい。
そうなると、2階建の3LDKに車庫を付ける形でどのようにプランニングしていくか?
なかなか難しい案件でした。
居室の空間は、壁の色にコントラストをつけたことで、洗練された空間に。
窓も可能な限り多く設けることで、自然光を取り入れて明るい室内を演出しました。
1階部分には水回りの他に3部屋を配置。
広い洗面スペースを設けることで、朝の慌ただしさも軽減されます。
また、トイレは1階と2階の両方に設け、1階のトイレはタンクレストイレで手洗い付きにしています。
玄関はかなり広く造り、玄関横にはシューズインクローゼットを取り付けました。
こちらの住宅は世田谷区の太子堂というエリアにあり、最寄りの駅は東急田園都市線の三軒茶屋駅になります。
三軒茶屋の駅前には24時間営業の西友のほか東急ストアやダイエー三軒茶屋店イオンフードスタイルなどがある他、まいばすけっとが何店舗かありますし、商店街もあるので食料品の買い出しに色々とお店を回ることも可能です。
大きな病院やクリニック、ジムやヨガスタジオなどもあり、衣料品店もあるので三軒茶屋だけでほとんどの買い物を済ますことが出来てしまう便利な地域です。