2022年02月
駅前の商店街が充実している住みやすい街にあるマンション
“三方角部屋”の窓が多く採光抜群のマンションの一室。
道路より1.5m高台の1階の角部屋は、外を歩く歩行者との目線が合わないためプライバシーが保たれています。
今回のリノベーションのポイントは、“窓の多さ”をどう活用するか?。
解放感や換気を考えると、窓が多いということは素晴らしいことですが、居住空間として間取りを考えると、レイアウトが難しいというのがあります。
そこで、今回はまず、スケルトン状態にしてから考えていくことにして、解体作業に入りました。
トイレ、バスルーム、洗面スペース、そしてもともと外にあった洗濯機置場など、水周りは玄関近くにまとめて、利便性を高めました。
廊下を入ったところには、袖壁を造って、キッチンを視界から外して、キッチンと居室の間には、三枚引き戸を取り付けて、広々ワンルームとしても、また区切って1DKとしても使えるように工夫を凝らしました。
そして、ポイントになっていた“窓”はすべて活かしたことで、採光と換気はそのままにして、使い勝手のいい明るい居住空間を演出しています。
東急目黒線西小山駅と洗足駅の間に位置するこちらのマンション。
最寄り路線は東急東横線、都営三田線、東京メトロ南北線との相互直通運転を行っていて、都心方面だけではなく、神奈川方面へのアクセスも良好。
街は、商業施設が充実していますが、閑静な住宅街で静かな環境。
ポイントは、活気に満ちた荏原町商店街。
中央通りに加え、本通りや縁日通りも巻き込んで、出店している店舗数は実に100店舗以上。休日は食べ歩きをしながら、ウィンドウショッピングを楽しめそうです。
リノベーション前&解体中の状態