2022年06月
三軒茶屋の築50年を経過した眺望抜群の区分マンション
築50年を経過した24.5㎡の区分マンション。
元は4畳のキッチンと6畳の和室だった限られた空間に、様々なアイデアを散りばめながら快適な住環境を実現。
最初に今回のリノベーションに取り組んだのは2022年春。コロナで生活スタイルが変わり、“うがい・手洗い”がこれまでに無いほど重要なものになりました。
帰宅後すぐに“うがい・手洗い”が出来てそれでいて、邪魔にならない廊下の途中のちょうどいい場所に洗面スペースを設けて、利便性と安心感を確保しました。
玄関には、天井までのシューズクローゼットを設置、可動式の棚をつけたことで靴を多くお持ちの方でも玄関が片付きます。
24.5㎡といった限られた空間に居住スペースと収納スペースを両立させて、それでいて“ 快適さ ”実現するとなると結構難しいものです。
そこで、今回工夫した場所がキッチン、洗面スペース、バスルームの壁の一部分をマグネット式にして、マグネットの棚を取り付けられるようにしたことです。
いまは複数の企業から“ マグネット収納 ”というアイテムが出ていて、様々な形の収納ボックスや収納棚に強力なマグネットが付いていて簡単に取り付けられるようになっています。
それらのアイテムを使うことで、居住者の方それぞれが生活スタイルに合わせてカスタマイズされた収納スペースが実現出来、備え付けの固定棚を設置しないことで、居住空間も確保することが出来ました。
天井高も2.7mあり、可動式のスポットライトを取り付けることで解放感もあります。
マンションの位置が246号線沿いのため、車の騒音対策として、ベランダにはペアガラスとペアガラスのダブルで二重サッシをつけて、静寂も確保しています。
地上12階に位置するこちらのマンションの一室はバルコニーに立つと三軒茶屋の街並みを見渡せます。
“ サンチャ ”の愛称で親しまれているそんな三軒茶屋は、飲食店が多く、頻繁にテレビのロケが入るほど人気のエリアです。
そんな“ 賑やかな繁華街 ”という顔を持つ三軒茶屋は、少し歩くと閑静な住宅街が広がっていて住心地は申し分ない街です。
東急田園都市線で渋谷まで5分、20分ほど歩くと下北沢まで行けてしまうという高い利便性。
今回、ご紹介したマンションはそんな三軒茶屋駅から徒歩数分の246号線沿いに立つ高層マンションの一室。
スーパーやドラッグストア、飲食店に囲まれたアーバンライフを満喫できる希少なお部屋です。
リノベーション前の状態